あと、動的平衡だけど。昔読んだよなとおもって、「生物と無生物のあいだ」を読み返した。まえがきだけだけど。動的平衡は生物の恒常性なんてもんじゃない。
「私たち生命体の身体はプラモデルのような静的なパーツからなりたっている分子機械ではなく、パーツ自体のダイナミックな流れのなかに成り立っている」そうだ。
現代文明は生命を分子機械ととらえている、ていう立場から、動的平衡ととらえるべきだと批判してるわけだが。
その通りだと思うよ。今どき否定する学者はいないだろ。ワトソンやクリックの頃なら知らないけど。批判になってないと思う。
でもけっこう売れた本だから、一般的には批判になったんだろうか。