イケちゃん理論をざっくり説明しましょう。
イケちゃんの理論ではインスリン抵抗性には二種類ある。
一つ目は細胞膜のインスリン抵抗性(これがハゲのいう「それ以前」の部分ね)。
もう1つが彼命名の「末梢のインスリン抵抗性」。彼が問題にしてるのはこちら。
これは脂肪の酸化亢進でPDHが不活化しピルビン酸からアセチルCoAの経路が障害されることで発生する。
この末梢のインスリン抵抗性はインスリンによって能動的に取り込まれたグルコースがアセチルCOAになれずにグルコースが余る。
その結果、それ以上取り込めないどころか濃度勾配でグルコースが逆流する。
この理論は血糖値変動の二峰性という観察結果から証明された。

また、脂肪代謝はATPあたりの二酸化炭素の消費が少ない。グルコースは多くの二酸化炭素を生む。
ヘモグロビンは二酸化炭素と引き換えに酸素を供給するので、糖代謝が滞ると細胞は「酸欠」になり脂肪代謝も出来なくなる。

さ、突っ込んであげて。