北〜西日本の日本海側 雪伴う強風の荒れた天気に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171211/k10011254061000.html

急速に発達する低気圧や上空の強い寒気の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に13日にかけて雪を伴って非常に強い風が吹く荒れた天気となる見込みです。気象庁は暴風雪や高波に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、日本海にある低気圧が急速に発達しながら北東へ進み12日にはオホーツク海に進むと予想され、
上空には11日夜以降、強い寒気が流れ込み、日本付近は13日ごろにかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。

このため北日本から西日本にかけての日本海側では海上を中心に非常に強い風が吹き、ところによってふぶく荒れた天気となる見込みです。

12日にかけての最大風速は、北海道と近畿で23メートル、北陸で22メートル、東北と中国地方で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達すると予想されています。

海上の波の高さは、東北と北陸で7メートル、北海道と近畿、それに中国地方で6メートルの大しけになる見込みです。

また、北日本の日本海側や北陸を中心に13日にかけてところによって大雪となるおそれがあります。

12日の朝までに降る雪の量は、いずれも多いところで、北陸で60センチ、北海道と東北で40センチ、
東海で35センチ、近畿と中国地方で30センチと予想され、その後も13日にかけて北日本や北陸を中心に雪の量が増える見込みです。

気象庁は、暴風雪や高波に警戒するとともに、大雪による交通への影響や雪崩にも十分注意するよう呼びかけています。