>>165
 続きです
 腹横筋は書いたように表面積が大きいので腹直筋の比ではないです。
 例えば 下は恥骨から上は肋骨下部まで さらに 腹巻のようにぐるっと胴体を
      取り巻いています。
 これを念頭に置いてもらうと非常にイメージがつかみやすいと思われます。
  
で、実際にどうするかというと、体側(体の横の面)の腹横を収縮させます。
肋骨と腸骨の間はもちろんのこと肋骨の下部の側面も収縮させてください。
で、ポイントとなるのはベクトルを上方向に向けて収縮させることです。
なぜかというと腹横筋は排便時の運動にも使われるからです。
それなのに下方向に向けて収縮させてしまったら肛門はさらに開くいっぽうですよね
但し、体の側面の腹横筋が上方向にしっかりと支えているのなら、骨盤のあたりの腹横筋
が、地面と平行の方向に収縮するのは大丈夫です。

多裂筋について書こうと思ったのですが、ほんとに脊柱起立筋と間違いやすいので割愛します。

気になる方は調べてください

まとめます
☆胴体周りにある腹横筋、特に体の側面(肋骨下部も含める)を収縮させる。
☆ベクトルは上向き