BPに限らず、どんな治療法でも悪くなる可能性はあるよ
投薬だって命を落とす程の重篤な副作用を起こす人も中にはいるし
手術だって失敗すれば勿論のこと、成功しても拒絶反応だの何だのとあって、思わしくない経過を辿ることもある
どんな病気でどんな治療をするのもある種ギャンブルで、その治療を選択して良かったかどうかはその時にならなければ分からない

実際にBPで完治する人も相当数存在しているし、その実績があって保険適用になったのだから、たまたま自分が思わしくない結果に終わったからといってBPや治療実績を否定するというのは偏りが過ぎるよ

確かにリスクは高めの印象だけどBP自体がそこまで問題な訳じゃなくて、硬膜の破損箇所が曖昧だったり検査結果がグレーゾーンな患者にまで盲目的にBPをし続けていることが問題なんじゃないかな

この病気が騒がれ出す以前は、元々BPは保険適用で腰椎穿刺による低髄液圧症候群にこれまで問題なく施術されていた訳だし
BPで改善しない・悪化する患者は、単純に「硬膜に穴があいて髄液が漏れているだけの状態」ではないんだと思う

他疾患を併発している可能性や、髄液の「漏れ」ではなく生産や循環が滞っていたり過吸収などが生じている可能性に医師がもっと目を向けてくれれば、見えてくるものもあるんじゃないかと思うけどね