最近、女性のみならず、男性にも更年期障害があることがわかってきました。
更年期障害のなかで、男性ホルモン(テストステロン)の低下によって
おこる症状を総称してLOH(ロー)症候群と呼んでいます。
当院では、LOH症候群の診断・治療を積極的に行っています。
お困りの方は、一度受診されることをおすすめします。


特に注意を要するのは、子どもをつくりたいと思っている患者さんです。
テストステロン補充療法を行うと、次第に精巣(睾丸)が小さくなり、
3〜6ヶ月で精子の数が少なくなり、場合によっては無精子となります。
このような場合、高度な不妊治療(対外受精・顕微授精など)
が必要となる可能性があります。
医療者側もこの点を理解していない場合があります。
子どもをつくりたいと思っている患者さんは、
テストステロン補充療法を行うべきではありません。


男性ホルモンが下がってことの治療でさえも
不妊になるってこと??訳わからん