「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリング。その手法は「現場音至上主義」。無闇な音圧稼ぎ等の装飾加工は行わず、その代わりピッチや位相ズレの補正、各種ノイズのトリートメントといった作業を異常な精度で施す。いわゆる絵画の修復作業のようなマスタリングなのです。そうした手法ゆえに、元マスターの状態によって変化の幅は様々。状態が良くなければ「まるで別物」となりますし、状態が良ければそれほど大きくは変わりません。