まあ人生なんて壮大なコピペをやっているようなものかもしれません。

「人間の知恵は他人の知恵」

経験によって取り込んだソースを調合して独自の味を出す。
これも結局ミクロの視点で見ると、これとこれとこれのコピペを組み合わせた、ということになると思うのです。
複数のコピペを組み合わせている。
それが焼き直しや折衷に見えたり、オリジナルなものに見えたところで、本質は変わりません。
何もないところからは何も生まれないのですから。
私たちがソースとしているものは、全て他者から授かったものです。

しかしやはり、他人の物を無断で使用して自分のものだと言い張ったり、それをまたずっと繰り返し使用したりするのは、恥ずかしい事だと誰もが思うでしょう。

所詮はコピペによって生きている、大した創造も出来ない我々凡人は、

せめて「恥ずかしい」コピペだけはやめたほうがいいと思うのです。