ジョンレノンの名曲Motherについて、もうすでに議論されたかもしれませんが、引っかかることがあります。

この曲はジョンの幼少期の両親に対する気持ちを綴った曲で、歌詞中の「僕は歩けないのに走ろうとした」の部分の意味は、
歩くこと=行かないで、帰ってきてと言うこと
走ること=さよならを言うこと
で、強がらずに帰ってきてって叫んでいいんだよ、って子供たちに伝えたいという意味も含まれた曲ですよね。

でも疑問に思うのは、ジョン自身がジョンが経験した寂しさを息子のジュリアンにさせたということです。
ジョンはジュリアンの育児をほぼ手伝わず、最後には捨てて小野洋子の元へ行きました。確かに当時はビートルズでスターだったわけで仕方なかったかもしれません。
しかし、ジュリアンはジョンが自分の元を離れて小野洋子の元へ行くのはとても寂しかったはずですよね。
歌詞中にある「僕はあなたを求めたけどあなたは僕を求めなかった。お父さんさよなら」
という自分の気持ちを気づいて曲にしながら、同じことを息子にさせてるわけです。
当時のジュリアンは、お父さん行かないでと言いたかったはずなのに言えなくて、走ること(=父親ジョンにさよならを言うこと)をしたわけです。
なのに「子供たちよ、繰り返さないで」って言うのは無責任ではないでしょうか。
ジュリアンの気持ちを考えれば小野洋子との恋愛は諦めたはずです。みなさんの見解を聞かせてください。

ちなみに僕はジョンアンチとかではありません。