オノ・ヨーコがジョン・レノンの性的指向について自身の考察を語っている。

自分がゲイであることを公言していたザ・ビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインとジョン・レノンが恋仲であると噂されていたことなどから、ザ・ビートルズ・ファンの間では、ジョン・レノンの性的指向について長く疑問が持たれていた。

ジョン・レノンの生誕75周年を記念したインタヴューで、ジョン・レノンの妻であるオノ・ヨーコがアメリカの政治ニュースサイト『ザ・デイリー・ビースト』に語ったところによると、2人ともバイセクシャルであることは自然なことという考えを持っていたという。
「私たちは、そのことについてかなり語り合ったこともあって、基本的に人類はバイセクシャルであるべきなんだと思っているの。
みんながバイセクシャルではないというのは思い込みで、社会がそう思わせているだけなのよ。
つまり、人々は社会的に受け入れられない本当の自分を隠して生きているだけだと思う。
だけど、私は特に他の女性に対してそこまで性的な魅力というのを感じていないわ」

ブライアン・エプスタインとの関係についてジョン・レノン自身が「関係を持ちそうになったけれど、結局そこまでには至らなかった」とオノ・ヨーコに語ったという。
「彼は包み隠さず話してくれたけれど、それによれば、彼らは関係を持ってはいなかったと思う」

「ブライアン・エプスタインが関係を持とうと思ってたことは確かだと思う。
だけど、ジョンはそうなりたいとは思わなかったんでしょうね。
男性と関係を持ちたいという欲求はあったんだと思うけど、実行に移すだけの勇気が彼にはなかったのよ」

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