「Here, There And Everywhere」

あの曲はほとんどファルセットの小さい声で歌って、
ダブル・トラックにした。僕流のマリアンヌ・フェイスフル。
この曲は8対2の割で僕が作ったと言える。
(ポール・マッカートニー MANY YEARS FROM NOW)


エリナー・リグビーについて

「歌詞にはドノヴァンも参加してる。僕も一緒にやった。メロディはほとんど
スタジオで一緒に作ったものだけど、もとになってるのはポールのアイディアだ。
「最初の一行はポールので、残りは、基本的に僕のだ。」
「Eleanor Rigby」はポールの赤ん坊で、
その子育てを僕が手伝ったというわけだ。
(ジョンとヨーコ ラスト・インタビュー)


ブラックバード

「この曲のために、僕はポールに一行やった。
それもとびきり重要なやつをね。
ポールはこの感じのギターものがうまい。
ジョンデンバーもそうだけどね。」
(ジョンレノンPLAYBOYインタヴューより)


「She's Leaving Home」はジョンと一緒に書いた。
ジョンは音を長く伸ばしたギリシャ風コーラスを付け加えてくれた。
この曲が構造的に素晴らしいのは、永遠にこのコードが続く点なんだ。
それまでの僕らの作品だったら、コードを変化させただろうけど、
この曲ではずっとCコードのまま。それがリスナーを捕らえる。
このちょっとしたトリックが上手くいったと思うな。
(ポール・マッカートニー MANY YEARS FROM NOW)