68年8月、ホワイト・アルバムのセッション途中、リンゴはビートルズを一時脱退する。
当時は完全に伏せられていた出来事だが、
4人のなかで最初に脱退行動をとったのはリンゴだった。
録音技術が発達したことで、4人そろっての「一発録り」はなくなり、
個別にスタジオにこもる時間が長くなった。万能なポールにいたっては、
ドラムのパートをリンゴに断りもなく録音を済ませてしまうようになった。
ある日、ミュージシャンとしての能力を疑うかのようなポールの言葉にぶち切れ、
ついにスタジオを飛び出してしまった。
http://doraku.asahi.com/entertainment/beatles/index.html?ref=comtop


マスコミは、「イエスタディ」はビートルズ脱退を計画しているポールが、ソロ・キャリアを構築するための一歩だ、と騒ぎ立てた。
メンバー間にもちょっとしたぎくしゃくはあったようだ。65年8月、英国のABCテレビのバラエティ・ショー
「ブラックプール・ナイト・アウト」に4人は生出演している。
本番前、ポールが「イエスタディ」のリハーサルを終えると、
ジョンはその場にいた誰にも聞こえるような大声で、はっきり皮肉とわかるコメントをしたのを、
当時のファン雑誌の編集スタッフが目撃している。
その後2人は控え室で激しい口論を繰り広げたという。
番組放送中に「イエスタディ」の曲紹介をしたジョージは、
「新しいアルバムからの1曲で、タイトルは『Yesterday』。
リバプールのポール・マッカートニーにチャンス到来です」と皮肉ってみせた。
http://doraku.asahi.com/entertainment/beatles/080614.html


「ビートルズ解散の真実」という本を読んだら、
ジョンの「ハウ・ドゥー・ユー・スリープ?」の歌詞に関しての記述があった。
元の歌詞は「どうせイエスタデイは盗作じゃないか」という一節が入っていたが、
クラインが「それは、さすがにマズいだろ」とジョンに書き換えを求めたら、
ジョンはアナザー・デイを絡めて歌詞をソフトに書き換えたようだね。
当然、ジョンはイエスタデイの盗作を知っていたから。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4760