ジョンが死ぬ前はイマジンは有名では無かった? 結構。
しかしビーの歴史を見てみると、、、ジョンの「超天才的」サウンドである 
TNKや苺、セイウチ、A DAY,、、、はリリース当初は全く評価されずむしろ嫌悪の色が強かった。

しかし時代が進むと、実はこれらの曲はとんでもない名曲である、との評価が固まった。

僕自身も最初に聞いた苺なんて「なんじゃこりゃ?」で飛ばして聞いた。
ポールのペニーの方がずっと魅力的だった。
しかし年を取ると、苺は実は凄く深遠なテーマと時代を先取りしたアレンジがあることに気が付いた。

ジョンの作品は認知されるまでに時間がかかる。
しかし 認知が固まると、その評価は歴史に残る傑作となる。
ここがポールとの決定的な違い。だからイマジンが
発表当時 駄曲と思われても何の卑下も無い。

ジョンは生まれつき前衛で革新的だった。
レゲエ(マインドゲームス)やスカ(アイコールユアネーム)を
最初にロックに取り入れたのもジョンであり、
80年代に音楽通の間で流行ったライリーやグラス等のミニマルミュージックも、
ジョンが既にI Wont You でやっている。
そして、ギヴピースアチャンスはラップミュージックの先取りであり、
コールドターキーはパンクロックを予言していた。