たぶん、チャートヒットを意識しすぎているかどうかについての考え方の差だねー
これに関しても見解が異なっているのは、誰かに比べてヒットを必要としていたかどうかという所なんだろう
ソロ直後から明らかにヒットを意識したシングル発売をしていたのは、むしろジョンとジョージだよ
ジョンはヒットして自分の意見を認めてもらう必要があったから、69年からシングル発売していた
売れなきゃ自分の立場と意見を正当化できない事をしていたんだから当然です
アジテーターとして若者文化のトップでいる必要があったから、ヒットしなければ意味が無かった
だから、「イマジン」がbPに成らないのはおかしいという発言を72年にも75年にも80年にもしているんだ
でも正直、この頃の曲はヘッドシンキングばかりでロックとして楽しくない事が多い。本人も気づいてはいたと思う
ニューヨークシティまでこの路線で突き進んで、そこで結果がでず、方向転換を迫られてしまったんだ
頂点にいるから壮大な意見が言えるんだ。頂点で無ければただのドンキホーテ。これは恐怖だよ

ジョージはプレストンに提供した曲をわざわざ取り返してシングルにした。宗教家としても理想的な曲であり
これの大ヒットで一定の満足をした後は、リンゴの作品として自作を発表し続けた

ポールはソロ直後にシングルは出していない。その後ライブで発売した曲でさえカットしなかった
ようやく出したシングルも地味系ストーリー系のアナザデイで、アルバムからのシングルか発売国まかせ
bPヒットとか欲しいと思わなかったのかどうかは知らないけど、こだわっていない
ヒットさせる気が無いのは共演者がスタジオ・ミュージシャンだけという事にも現れている。作れればよかったんだ
ラムの不安定な気持ちのままではたぶんこの人はそのまま消えていた。そこからビートルズを捨てて
恥も外聞も無いみっともない自分の姿を晒したから、生き残った人です
明確にヒットを意識したのは金星火星からです。それまでは本人は無名ミュージシャンのつもりだからね、守るものが無い