そうですね。
リンゴのドラミングの最大の魅力だと思う。
ドラミングが曲の一部を構成してしまう。
だから一度リンゴのドラムスが決まると、もう他のパターンが考えられなくなる、と言うか、フィルイン一つでも変えると曲そのものが変わってしまう。
そんなリンゴのドラムスタイルの原型がこの曲にはあるよね。

I wanna hold your handって3回繰り返すところの、最初のハ〜ンドってとこのドラムスのフィルイン。あれ変えると想像したら、もはや違う曲になっちゃう。
後の例えばアイフィールファインのギターソロ直後のフィルイン。ドライブマイカーの出だし、ディトリッパー然り、ゲットバックのシングルバージョンのブレイク後の入り等々。
アルバムsgt.なんて、全曲通して、もうあのドラミング以外考えられないでしょう?

リズムパターンだけではなく、フィルインで曲の構成要素として揺るぎないものを作る。しかも極めてシンプルに。

これがリンゴのドラミングの凄さだと思います。