住友電工、メガワット級大規模蓄発電システムの実証運転を開始
http://response.jp/article/2012/07/25/178448.html

レドックスフロー電池
集光太陽光発電

住友電気工業は、横浜製作所で建設を進めてきた、世界最大規模のレドックスフロー電池と国内最大規模の集光型太陽光発電装置(CPV)等で構成する
メガワット級大規模蓄発電システムが完成、実証運転を開始したことを発表した。

同システムは、夜間電力や太陽光発電電力を貯蔵するレドックスフロー電池(容量1MW×5時間)と再生可能エネルギー源としてのCPV(28基、最大発電量200kW)で構成し、
外部の商用電力系統とも連系する。また、CPV発電量、レドックスフロー電池の蓄電量および消費量は、エネルギーマネージメントシステム(EMS)によって監視、
計測データはEMSサーバで一括管理する。

住友電気工業では、太陽光発電や風力発電に代表される不安定な再生可能エネルギーの導入に対し、レドックスフロー電池を駆使することで電力の安定化を実現し、
電力不足の問題の軽減に貢献していきたいとしている。