金本知憲氏が昨日の90周年企画を改めて振り返り、「スタメンを見た時感動した。改めて監督就任時、矢野と2人でとにかく全員スタメンを生え抜きでチームを作ろうと描いてたものが出来つつあって嬉しかった」と語った。
思い起こせば監督就任時「とにかくスタメンを見ると生え抜きが鳥谷しかいない。
そんな時代が長すぎて、捕手なんてベンチに入ってるのが藤井と鶴岡と日高(笑)
いったいこれ、どこのチームなんだかわからないじゃないですか。
これじゃファンはチーム自体を応援出来ても、選手個人をなかなか応援できない。そう思いましてね、
とにかくまずは野手。高山大山とね。そこから作っていきましたね。
フロントにお願いして、FAとか補強資金をスカウトの数を増やす事に使ってくれとお願いしましてね、
矢野と毎日のようにアマチュアの情報集めてね、自分達の意見をまとめて、絶対取りたい選手をスカウトにぶつけて、スカウトの方達もかなり折れてくれましたね。
自分が辞めた後も、矢野がそれを引き継いでくれまして、更にドラフトや育成に頑張ってくれたお陰ですね。
近本なんかは、自分はここまでやるとは思いませんでしたよ。(笑)
これこそ矢野の眼力ですよね」と盟友矢野氏についても語り「23年の優勝も、その生え抜き選手達がもたらしたとこに価値がある」と語った。
後半のキーマンには「とにかく大山。首脳陣も厳しくいく所はビシッとね。自分からも言っときます(笑)」とキーマンに自らが指名した大山の奮起を促していた。