違うよ

「俊介、その激動の半生」

藤川家の一人っ子俊介(仮名)母雅代の前に、手に軍配を持った異様な男が恍惚として現れ、「汝が祈り賜うなら、天下に秀でたる男子を授けてやろう!」

しかし、生まれてきた子は顔が長く歯が二本も生えていた。近所のおばさんから鬼の子じゃ、鬼の子じゃ!と忌み嫌われた俊介。

俊介は短慮なので、キレ散らかして余計に嫌われてしまった。ある時、俊介が本屋に行くと「高瀬春奈」の写真集が置いてあった俊介にとって最初で最後の恋だった。
小学校に入ってもイジメられた俊介。心の支えは高瀬春奈だけ♡♡