武田氏は「延長PK戦が入らなかったことは昔からあった。番組のスポンサーがいて枠が決まっているので、仕方ないとも思う」と理解を示しつつ、大会の放送をめぐる実情をこう指摘する。「お正月は箱根駅伝では高い視聴率を獲得するが、高校サッカーはなかなか視聴率が取れず、スポンサーの面も厳しい時代になっている」

 さらに「最近の日本テレビはサッカーよりも、バスケットボールや野球というイメージ」とズバリ。日本テレビではかねて重視する巨人などのプロ野球や、近年中継に力を入れているバスケットボールに比べて、サッカーが軽視≠ウれている面もあると分析した。