西武、FAの大山悠輔と原口文仁のW獲りを画策 後藤オーナーは本気 

西武球団幹部の1人は大山獲得資金捻出の「準備は可能だ。
巨人が相手でも勝負できる」と鼻息も荒い。

また巨人より優れているのが環境面だ。大山は今後について
近しい関係者に「静かな環境で野球だけに集中してプレーしたい」と
希望を口にしていたという。

親会社の西武HD代表取締役会長・後藤高志球団オーナー(75)は
節目ごとに「西武グループとして全面的にバックアップします」と
強調するものの、6月の株主総会でもチーム低迷に対する厳しい
意見が相次いだ。前出の幹部は「今年あれだけ大敗して今、
球団大改革の機運は高まっている。以前のような停滞感もない」とグ
ループの本気度を口にする。

また大山と同じくFA宣言した原口文仁内野手(32)のW獲りにも
意欲を燃やす。原口は埼玉県大里郡寄居町出身の地元選手。
今季推定年俸は人的補償などが発生しないCランクの3100万円。
育成契約からはい上がった苦労人で練習熱心な人物であることも
伝わっており「一緒に埼玉を盛り上げてほしい」とラブコール。
あまりの大風呂敷の広げようがいささか心配であるが、今オフは
西武が下克上を起こすことができるか。