チーム打率はリーグワーストの2割2分3厘と低迷しており、指揮官も
「水口(打撃コーチ)も『前いって打て』って言ってるのに、誰一人(指示通りに)打ってないやろ。〝泳げ〟言うてんのになあ」
とぼやいた。

 速球に対応できるようポイントを前に置き、タイミングを取るよう指示を出しているが、簡単にはいかないようだ。
打撃の〝泳ぐ〟とは一般的にバットが体から離れてしまい、体勢が崩れてしまった悪い状態のことだが、ある虎OBは
「岡田監督は昔から言っていたこと。当時は泳いで打つことで怒る首脳陣もいたが、チームのトップに『泳いでいいから』と言われたことで自分は楽になった」
と明かす。

 その上で「ポイントを前に置いてもダメだったら、そのもう1つ前に置いて打てということを監督は伝えたいのかなと。
速い球に差し込まれないためにも、泳いで打つことで打撃も上向きになると思う」と力説する。
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