記者が球審で「ストライク!」 巨人西舘、日本ハム細野ら 23年で「一番凄い」投手は…

https://news.yahoo.co.jp/articles/31fa7c4c4992f2887dbf6fda766a2113fc424ab7

昨年1月に始動した企画「突撃!スポニチアンパイア」では11年から6年間、NPB審判員を務めた記者がブルペンで投球をジャッジ。23年は10人のアマチュア投手を動画、記事で特集した。23年の総括として各部門で「一番凄かった」投手を記したい

☆変化球部門 中大・西舘勇陽(巨人1位)

 ジャッジする前後で一番印象が変わった投手が中大の西舘。最速155キロの直球が注目を集めていたが、直球も速い「変化球投手」と見方を変えることになった。力強く腕を振り、縦に鋭く落ちるカーブも一級品だが特筆すべきはカットボール。140キロ前半の高速で動き、スライダー、スプリットの中間の軌道で斜めに鋭く落ちる軌道は唯一無二。カウント球でも決め球でも使える宝刀はプロでも重宝しそうだ。

菅野タイプか