現在のエンタテインメント界で、多くの人の心を動かす力を持っているタレントは誰か。次世代を担う伸び盛りのスター候補にはどんな人材がいるのか?

日経エンタテインメント恒例の「タレントパワーランキング」は、タレントの「認知度(顔と名前を知っている)」と「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」の調査を基に、2つのデータを掛け合わせて「タレントパワースコア」を算出、ランキング化したものだ。

ジャニーズでも女優でも芸人でもない、それどころか日本のテレビに出演すらしていないスポーツ選手の大谷翔平投手(29)がニュースや試合だけの露出にも関わらず3年連続で並いる芸能人たちを抑えまたもや1位に輝いた。

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潜在視聴率とは、そのタレントが1人で出演した場合、獲得を期待できる視聴率のこと。テレビ、広告代理店業界で内々で使用される数字だ。

 電通関係者の話。

「直近5年で芸能界トップクラスの潜在視聴率は、全盛期の人気があったガッキーで5%程度。大谷選手はこれを遥かに超えて12%です。芦田愛菜、木村拓哉、長澤まさみ、綾瀬はるかよりも高いんです。まさにスーパースターですよ。
大谷選手はイメージがクリーンでさわやかで、CMもナショナルクライアントが多い。アラフォー~アラ還世代の女性ウケが抜群です。だからそういった女性がクギ付けになっている。もちろん一概に比較できませんが、これは芸能界にはいない素材です」

テレビが全力で大谷選手のニュースを扱っている理由として挙げておきたいのは、何より中高年層や主婦層に受けがいいこと。
平日の日中や土日の午前に放送される報道・情報番組やワイドショーのメイン視聴者層は中高年層と主婦層であり、ここに好かれる人物であることが重要だ。
その点、大谷選手は実力だけでなく、人柄や見た目なども含めて好印象。
中高年層には野球を長年見続けてきた人が多いだけにその凄さが伝わりやすく、主婦層は息子のように見守る人や爽やかなイケメンアスリートとして見ている人がほとんどだ。




↑こんなん大谷コンテンツに縋るん当たり前やん