来年は宗山か渡部か


2023年は大学生投手に有力候補が集中したが、24年は大学生野手がドラフトの中心になりそうだ。 一番の目玉は明大の遊撃手・宗山塁(広陵)。2年時から大学日本代表のスタメンに名を連ね、花も実もある守備と高い打撃センスをスカウトも絶賛する。 外野手では大商大・渡部聖弥外野手(広陵)が逆方向にも放り込むパワーを含めて走攻守がそろい、同大OBの谷佳知さん(オリックスなど)になぞらえて「谷2世」との呼び声が高い。 1年春にいきなりシーズン4本塁打を放った青学大・佐々木泰内野手(県岐阜商)、高校通算44本塁打を放った早大・吉納翼外野手(東邦)、早大で4番に座る印出太一捕手(中京大中京)も指名候補に挙がる。