「大谷翔平」を毎週報じる女性週刊誌 セレブ感、羽生結弦との共通点…60代以上”女性読者”の目線とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb1f886cd8374e9048125cc0a64793abeb937282

テレ朝の特番も同じ傾向だったという。となると、「35歳以上の女性、特に50歳以上の女性は、今も大谷翔平に夢中」ということになる。担当記者が言う。

「興味深いのは女性週刊誌のラインナップです。1957年創刊の『週刊女性』(主婦と生活社)、58年創刊の『女性自身』(光文社)、そして63年創刊の『女性セブン』(小学館)の読者層は、現在60代の女性がボリュームゾーンです。そして3誌とも必ず毎号、大谷さんの記事を掲載しているのです。特番の視聴率と3誌の編集方針を重ね合わせると、多くの60代女性がテレ朝にチャンネルを合わせ、高視聴率に貢献したと考えられます」

大谷を写真で愛でたい──どれほど60代の女性が大谷に夢中か、女性週刊誌のグラビアが雄弁に物語っていると言えるだろう。

山田さんは今回のWBCをきっかけに60代女性が大谷を“再発見”したと分析する。

「メジャーリーグでの大活躍は知っていたが、WBCをきっかけに初めて大谷さんを真剣に見た。すると『こんなに素敵な男性だったなんて』と深く認識するようになったのだと思います。従来、女性に人気のアスリートといえば、体操の内村航平さん(34)とスケートの羽生結弦さんが双璧でした。2人と大谷さんは共通点があるのではないでしょうか。ベビーフェイスでスタイルが抜群というポイントです」