一部のファンは球場の駐車場付近で、選手の出待ちのために待機。試合終了後に自家用車やバスに乗り込む選手に声をかけ、サインや写真撮影を求めるのだ。その大トリがバウアーだった。

「サイ・ヤング賞投手のサインは、それだけで価値があります。その証拠に、フリマサイトのメルカリでは、直筆のサインボールが1万2000円で落札されている。次回の登板は4月29日の2軍戦が濃厚ですが、5月上旬の1軍デビューを目指すバウアーにとって、2軍で投げる最後の機会になりそう。それだけに、サインを求める『転売ヤー』が大量に押し寄せないか、心配です。1軍に昇格してしまえば、気軽にサインを求めるチャンスは激減してしまいますからね」