元巨人ファンの野球考古学者でつ(汗)。

俺もしつこく取り上げている「王が55本塁打打ちながら(長嶋も3割30本達成)3位に沈んだ(貧打の阪神が投手力を背景に優勝)年」なんだけど、
5番以降の打者とセカンドが糞と弱点が明白で、又、ショートも人格的に糞・・・・いや難があり川上監督と極めて折り合いが悪かった(今年、阪神
優勝を強く推しているあの御方)もあって、

1・まずは二遊間の強化を図るべく、立教大の土井(大学時代はショート)を獲得する一方、前年入団の黒江を徹底的に鍛え上げた。
2・王、長嶋の後の五番打者を任せるべく、東映で5番打者を務めていた吉田勝豊をトレードで獲得。
と、弱点の補強を図ったのと同時に、年には念を押すかのように

3・十年選手制度(ほぼFAつう制度)を活用して前年まで14年連続20勝以上の大エース金田を獲得。
と、阪神に比べて劣る投手力自体の強化まで図り万全を期した意欲的な補強を行なった。
(と、ここまではサラッと読んで頂いて、この下が本論)

これがV9へと繋がる訳だが、現状の阪神がその手の積極的な補強に乏しいのがお隣の・・・・いや、世界のテルさんの不満な所
だと思う。
阪神ファンは何かと阪神原理主義な御方が目立ちがちだけど、実は長年熱心なファンほど他球団と比べて阪神の消極姿勢
を嘆いたりするような慎重な見方になりがちだったりするんよね。