阪神・矢野燿大監督(53)が26日、悪夢の逆転負けから一夜明けて、さっそく動いた。
25日のシーズン開幕戦となったヤクルト戦(京セラ)で、最大7点をリードしながらも継投が裏目に出て、昨季日本一のヤクルトに8−10で逆転負けを喫した。
開幕戦での7点差逆転負けはプロ野球史上ワーストタイの屈辱となった。

この日の試合前練習では中継ぎ陣のミーティングに参加し、虎将自ら言葉をかけた。その後は2被弾のケラーに通訳を交えて会話し、
0回2/3を投げて3失点の斎藤とはフェンス際のランニングを伴走≠オながら、身ぶり手ぶりを交えてアドバイスを送った。

「流れを変えるというところでは大変なところになると思う。もう一回、俺らが自分たちで流れを変える野球をするしかないと受け止めてやっていきます」
と敗戦後に語っていた指揮官。自ら行動し、投手陣の士気を高めた。