【阪神】2安打完封負けで連敗 矢野燿大監督は倍返し宣言「プロである以上、やられたらやり返す」

 ―6回のピンチでも代えず、小川に託した
 「託すって、点取られてないのに(代えない)」

 ―3番手の小野、4番手の湯浅も力を出した
 「小野だってしっかり投げたし、湯浅も素晴らしかった。(5番手の石井)大智も打たれた後にしっかりいけた。
入りはみんな難しいと思うけど、自分のボールは投げていたんじゃないかな」

 ―試合前の練習でリリーフ陣の元に向かい、話をしていた
 「毎日行こうかなと。投手陣を育てなあかんからさ。自分が気付いたことを伝えていくし、マウンドに上がるときの迷いをなるべくなくしてあげる。
不安はあって当然やけど、その不安をなるべく小さくして向かっていけるような後押しというのが、俺ができることかなと思うから。
気付いたことはどんどん伝えて投げていくことで、成長をちょっとでも早められたら。ブルペン陣は若いので、そういうところが俺にできることかなと思う。
きょうだけじゃなくて、あした以降もやっていくけど」

 ―ヤクルト先発の高橋は攻略が難しかった
 「あれだけみんなが差し込まれるというのは、球の勢いと力があったということ。でも、これからも対戦していく投手やから。
それは、それだけで済ませていられない。やっぱりプロである以上、やられたらやり返すっていう。
次回どうしていくか、個人個人ではなくチーム全体として、やる必要があると思います」

 ―27日はプロ初登板のドラフト3位・桐敷=新潟医療福祉大=が先発
 「初登板なんて、誰でも緊張して当然やから。打線の援護と内野陣全員が声をかけて、なんとか桐敷を盛り立てるムードが必要かなと思っています」