名門・東海大硬式野球部員が寮内で違法薬物使用 無期限の活動停止に
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 大学野球界の名門・東海大は、硬式野球部員の寮内での違法薬物使用が明らかになったため、同部の無期限の活動停止を決めた。17日、神奈川・平塚市の同大学湘南キャンパスで会見を開き、山田清志学長(65)が発表した。

 薬物は大麻とみられるもので、複数名が使用していた。今月9日に外部から大学宛に通報があり、調査委員会を設置して部員にヒアリング等を行った結果、16日に学生からの申し出により使用が確認されたという。活動禁止を決めたことで、同大学が所属する首都大学野球連盟のリーグ戦への出場も辞退した。

 同大学は、巨人の原辰徳監督、菅野智之投手の母校として知られ、全日本大学選手権で4度、明治神宮大会で3度優勝するなど輝かしい成績を残している。伊藤栄治硬式野球部長(53)は会見で「伝統ある野球部から、こういう事例が出たことを重く受け止めています。社会的にも大学にも、そしてOBにも申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。