【阪神】平良にゴロの山…井上打撃コーチ「低めのボールをうまく打たされた」
わずか1得点で22年ぶり開幕3カード負け越し

 阪神が今季4度目の逆転負け。1998年以来22年ぶり、球団ワーストタイの開幕3カード連続負け越しとなった。

 投手陣が3試合連続2ケタ安打と打ち込まれた一方で、打線も初回に糸井のタイムリーで挙げた1点のみ。
DeNA先発の平良には6回2安打1失点に封じられた。

 シンカーなどの変化球を操る平良に打たされた内野ゴロは12本。井上打撃コーチは
「結果的に低めのボールをうまく打たされて、内野ゴロが多くなってしまった。ベンチからも
『浮いたボールは行けよ』と指示は出していたけれども、今まで以上に徹底して低めに集められてしまい、
それをうちの打線が捉えることができなかった」と肩を落とした。

 前日27日の同カードでは9回2死からサンズの逆転3ランで劇的勝利を飾っただけに、
同コーチは「昨日の良い流れを今日につなげたかったし、初回は良い攻撃ができていただけに残念です」と話した。