https://news.yahoo.co.jp/articles/ecfa89cd0ce864fc77d22c43fe39529f26d526b0
阪神の甲子園には“ぼろ負け” 巨人の人気復活に必要なのは「魅力的な球場」?〈dot.〉

>国際試合開催に関わっている大手広告代理店関係者は、東京ドームについて語ってくれた。
「野球場としての魅力は甲子園や神宮の方が上なのは、巨人ファンも認めている。」
>「問題はやはり東京ドの深刻な老朽化。座席やビジョンを最新式の物に変えたりしているが、根本的には開場時と変わらない球場。小手先の改修をしてもどうしようもない。東京五輪というタイミングで新球場建設という噂もあったのですが……」
 巨人担当記者は、東京ドについてそろそろ限界が来ているのではと言う。築地市場跡地などに巨人新球場建設か、という話が願望も込めてあがった事もあったが、それも叶いそうにない。
「30年以上経過した球場というのは古い。MLBでも東京ドーム以前にできた球場は5カ所しかない。それらは毎年の様にファンのニーズに応え改修している。
>時代のニーズに合わせた空間を提供するのはエンタメの基本。コンサートなど他のイベントは別としても、野球としては東京ドームは時代錯誤と言わざるを得ない」(MLB事情に詳しいスポーツライター)
>「東京ドではネット裏にあった記者席を3塁側へ移動、同場所へ新設した高価席は不人気。今年も升席シートという不思議な席を作った。
>全個室トイレにウォシュレットをつけたのは喜ばしいですが……」(前出の巨人担当記者)
 野球のライバルはスポーツのみではない。映画やコンサート、ディズニーなど全てのエンタメだ。他球場は早々と危機感を抱き、改修に本腰を入れた。福岡や名古屋は外野後方の壁面全てが連結された超大型ビジョンとなった。
大阪、千葉、仙台などは球場内に複数のビジョンが設置されている。甲子園にも従来の雰囲気を壊さないよう配慮しながら『甲子園ライナービジョン』が付けられた。
>その中で『伝統の一戦』は、何があっても不変のキラーコンテンツと言える。
「東京ドは巨人に魅力がなければ行きたい場所ではない。近年、巨人はファンを重視する様になりサービスも充実してきた。しかし以前の様な全試合超満員にはならない。これは球団や選手ではなく、東京ドにも大きな問題がある」(前出のMLB事情に詳しいスポーツライター)