>>769

「勝ちたいという思いに気付いたといいますか、気付こうとしなかったところに、触れられた感じです。『こんなんじゃ、あかんな』って。
『どうせやるなら、勝とうぜ』って、人に言われてやる草野球というか、自らが進んでチームの目標を一緒に考える野球をしたいなと思うようになったんです」

 チームの輪に加わり、率直な意見を言い合うようになった。
勝つための準備、失敗を繰り返さないこと、サインプレーやチーム内の取り決めなど、外から見たら厳しく映るようなことも仲間と共有していくうちに、野球を全力で楽しめるようになった。