◆川又「『その先』はプロだった。しかも3球団が1位で競合した。地元の中日に加えてソフトバンク、オリックス。ドラフトのくじ引き前はどう思っていた?」

◆石川昂「物心ついた時からプロに入るのが夢でした。希望球団は、小さいころはなかったんですが、野球をやっていくうちに地元のドラゴンズに入れれば、とはずっと思ってました。だから、与田監督には本当に感謝しています。あの瞬間は『ヨッシャー!』でしたね(笑)」

◆川又「比較的冷静に見えたけど、やっぱりそうだったのか(笑)。OBとしてもうれしかった。晴れて中日入りが決まり、背番号は荒木コーチが現役時代に付けていた2になった」

◆石川昂「1桁の番号を付けたい気持ちはありました。でも、空きは2だけ。2といえば荒木さんの番号ですし、プレースタイルが全然違う自分に似合うのかとも。
なので2番に決まったと言われて、最初はマジかと思いました。
でも今考えているのは、早く自分の番号にしたいということです。ファンの皆さんに『ドラゴンズの2番といえば石川昂弥』と言ってもらえるように頑張っていきたいです」

◆川又「最近では米国にいく選手もたくさんいるけど」

◆石川昂「大リーグとかは…考えたこともないですね。正直、全く。英語もしゃべれないですし」