糸井特大弾でスミ1星もぎとった!リプレー検証も判定通りのHR 353日ぶり単独首位
https://www.daily.co.jp/tigers/2019/03/31/0012197288.shtml

 「阪神1−0ヤクルト」(30日、京セラドーム大阪)
 早くも超人パワー全開だ!阪神の糸井嘉男外野手(37)がチーム1号となる決勝
弾を右翼5階席にたたき込んだ。初回の第1打席に右翼ポール際へ打ち込むと、リプ
レー検証となったが、当初の判定通り本塁打。このベテランの一振りで奪った1点を
虎投手陣が守り切り、チームは開幕2連勝。昨年4月以来となる単独首位に立った。

 両手を胸に当てた糸井は、「ドキドキ」させながら輪に加わった。打ち終わってか
ら3分。リプレー検証後の判定にベンチは沸いた。右翼ポールのわずか左。5階席に
飛び込む特大1号が、文句なし値千金の決勝弾だ。

 初回だ。簡単に2死を取られた直後の打席。石川の初球を狙った。103キロのカ
ーブは、ゆっくりとスタンドに消えた。「ビデオ判定になるのは分かっていました。
入ってくれてよかったです!!」。今季のチーム1号。矢野監督は両手で拝みながら
待った。2人、約束の1本でもある。

 「ヨシオも本気を出したら、4割、50本、50盗塁できるよな?」

 「ハイ、いけます」