2019.3.19 05:04
阪神・矢野監督、キーマン指名!3番糸井の前の2番はD1・近本「固定」
https://www.sanspo.com/baseball/news/20190319/tig19031905040006-n1.html

 矢野野球のキモは2番打者! 阪神・矢野燿大監督(50)が18日、シーズンに
向けて打線の青写真を語った。鍵は2番で、ドラフト1位・近本光司外野手(24)
=大阪ガス=を当確とし、3番・糸井嘉男外野手(37)の前に走者がいるシチュエ
ーションを作る役割を期待。チームはこの日、甲子園で投手指名練習を行ってから、
19日のDeNA戦に備えて横浜入りした。

 いよいよ開幕前、最後のオープン戦6連戦が始まる。29日の開幕ヤクルト戦(京
セラ)をにらんで、矢野監督の標榜する野球も明確となった。19日のDeNA戦に
備えて横浜入りする前に“キモは2番”と明かした。

 「俺がしたい、目指す野球というか。それには2番を大事に思っている部分があっ
て、そこが決まれば誰がどう動いても(いい)。2番をある程度、固定している方が、
俺的には考えやすい」

 一回からビッグイニングを作るため、2番に強打者を置くのが近年のトレンド。だ
が、将が思い描く2番は違う。「(糸井)嘉男の前にランナーを置いているっていう
のが、キャッチャーとしては嫌なわけ」。表明済みの3番・糸井の前に置くのは、あ
くまでもチャンスメーカー。お眼鏡にかなった選手も、いた。

 「現状、固定できるかなって見えてきているのは、近本の2番。俺の中ではそう思
っている」