https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190214-00482110-nksports-ent
フジ日曜改革は裏目?視聴率3%台の踏ん張りどころ

【先週の数字】3・3%

10日に放送されたフジテレビバラエティー「アオハル(青春)TV」(日曜午後9時)の視聴率です(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

「視聴率改革のスピードを上げるために、4月改編を待たずに1月改編を断行する」(宮内正喜社長)。
そんな期待を背負って1月27日という異例のタイミングでスタートした新番組ですが、やはり宣伝期間が短いのか、初回4・1%で今回さらに下落。スタート早々、ゴールデンタイムで3%台というピンチに直面しています。

同日の他局は、日本テレビ「行列のできる法律相談所」17・2%、テレビ朝日スペシャルドラマ「庶務行員・多加賀主水が悪を断つ!」12・0%、TBS日曜劇場「グッドワイフ」8・5%、テレビ東京「池上ワールド」5・4%。

ドラマ、情報番組のジャンルでは復調の兆しも見え始めた同局にとって、バラエティーのスランプは大きな課題となっています。特に弱点となっているのが金土日のGP帯(午後7時〜11時)。
昨年の10月改編で「坂上どうぶつ王国」(金曜7時)など金曜、土曜に3つの新番組を立ち上げ、今回の“1月改編”でいよいよ日曜GP帯に着手。それが9時枠の「アオハルTV」と、8時枠「でんじろうのTHE実験」の2番組です。

「日曜ファミリア」「ニチファミ!」と続いた単発SP枠を終了し、約3年半ぶりとなるバラエティーのレギュラー番組。特に「アオハルTV」に関しては、定例会見でも役員たちから「幅広い層の支持を得られると思う」「結果を楽しみにしている」と期待の声が寄せられました。
ですが、改編前の1月分と比べると、「ジャンクSPORTSスペシャル」7・1%、「警察24時」8・9%、「超見逃せない瞬間SP」6・4%とニチファミ時代より下回ってしまい、苦悩は続いています。