現在は副作用でパフォーマンスが落ちることを考慮し、投薬治療ではなく
カウンセリング療法やVR(バーチャルリアリティー)療法で乗り物に慣れる努力を続けている。

「この先もどうなっていくかわからないけど、しっかりと治療していきたい」と永野。
同じ病気で苦しむ人々のためにも自分が活躍することで勇気を与えられたら―。
そんな思いを胸に抱いてプロで生き抜く決意を示した。

◇広場恐怖症 
通常であれば何でもないような状況に対し、過剰な恐怖や不安を持つ「不安症群」の一つ。
恐怖を抱く対象で最も多いのがすぐに逃げ出すのが難しい場所や状況に置かれた時で、
飛行機や高速で移動する新幹線などに乗る際にほぼ毎回恐怖や不安を誘発する。
公共交通機関、広い場所、閉所を避けていることが6か月以上、持続している不安障害に含まれる精神障害。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000116-sph-base