最後ぐらい自分で自分の力を見極めたい/鳥谷敬1
[2019年2月14日5時0分]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201902130000713.html

 日刊スポーツ読者の皆さん、鳥谷です。去年はふがいない1年を過ごした中、それ
でも温かく応援していただき、本当にありがとうございました。今年も変わらぬご声
援のほど、よろしくお願いします!

 宜野座キャンプではショートに再挑戦しています。1年目の04年から16年まで守り
続けた場所なので、やっぱり一番動きやすい。自分にとっては、もうちょっとこうい
うふうに守りたいなとか、前向きな考えが生まれやすいポジションです。

 ショートは激しい運動量が求められるポジション。38歳シーズンで戻ることに「怖
さがないの?」と心配してくれる人もいますが、できないと思えばそこで終わり。も
っとも勝負できるポジションがどこなのか考えた結果、ショートに再挑戦しようと決
めました。

 ここ数年は二塁や三塁も守りました。ただ、正直に言うと、体の使い方だったり、
送球にしても投げづらいところで無理をして投げて肩の状態を悪くしたり、自分の中
で動きやすさはなかった。そういう意味では、他のポジションよりもまずはショート
で勝負したかった。そこで勝ち負けがつけば、また自分で考えればいいと思っていま
す。