3球団が金足農・吉田輝星詣で ヤクルト「溶け込むにはうちが一番」

10/12(金) 19:58配信 東スポWeb

 今秋ドラフト1位候補の金足農・吉田輝星投手(3年)のもとへ12日、各球団の担当スカウトが調査書を届けに訪れた。
前日11日に調査書を提出したソフトバンク、ロッテ、阪神に加え、この日はDeNA、ヤクルト、中日の3球団が来訪したと見られる。

 正午過ぎに金足農を訪れたDeNAの河原スカウティングディレクターは
「育成方法や二軍のグラウンド移転の話、キャンプ地など、こういうチームですよということを監督さんにお伝えしました。将来性というより、即戦力の評価。
1年目から一軍ですぐにローテーションの競争に入れる。高校生ではナンバー1で、全体で見てもトップクラス。あとは(1位指名が)投手になるか野手になるかですね」
と話した。

 ヤクルトの訪問は午後2時過ぎ。中泉監督と45分程度話したという斉藤スカウトは
「球団の方針や育成プログラムについて話しました。1位候補の一人で、高卒では他に浦和学院の渡邉(3年)くらい。
(金足農出身の)石山(泰稚)の話や、石川(雅規)も高校3年のとき、監督さんがコーチをしてらしたとのことなので、そのときの話もした。2人ともいい見本になってくれると思うし、溶け込むにはうちが一番」
と胸を張った。

 午後4時には中日の山本スカウトが訪問。「すでに話している通り、根尾(大阪桐蔭=3年)の1位は変わらない。失礼な言い方かもしれないが、残っていればということ」
と外れ1位候補の一人として評価していることを伝えたという。

 広島もすでに調査書を提出済みで、これで訪れたスカウトは7球団。
10日の会見では調査書を送る意向の球団は9球団と見られていたが、さらに2球団が名乗りを挙げた模様で、いよいよ吉田争奪戦が加速しそうだ。

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