巨人・原辰徳監督「覚悟の辞任」全真相 鷲田 康

ポスト原のキーマンである松井秀喜が前向きでないことを知るや、二つの勢力が動いた。
片や組織第一の川相昌弘ヘッドコーチ、一方は人気優先のOB江川卓。最後の最後に急浮上した高橋由伸。
その動きを察知した原監督は密かにある決断をした──。
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/5538

きっかけは四月末のアサヒ芸能「巨人原監督を操る『黒幕男』の闇行状!」

読売本社上層部がすぐさま調査

それらしき人物が確かに存在することを確認、監督を問題視

監督をグリップできていない責任から通常は六月の株主総会で行う人事を五月十一日付で前倒しして原沢GM解任

「監督に編成に手を突っ込ませるな」と厳命、本社運動部から横滑りで堤GMの人事発令

渡辺「これからは編成と現場を分けるということだ」

この事件をきっかけに本社内で監督交代論高まる。急先鋒は六月に東京本社社長に就任した山口寿一

同社長が目指すチーム運営はコンプライアンスを徹底するために本社による球団とチームの完全コントロール

チームの編成を掌握、選手育成、一二軍入れ替え、有望選手起用までフロント(本社)仕切りできる組織

慶應大野球部の先輩堤GMと意見の擦り合わせをスムースに進められる、本社、フロント主導の新しいシステムにうってつけの存在

高橋由