阪神・金本監督“解任”舞台裏 本社の命受け球団社長が辞任迫る
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 【内田雅也編集委員の目】阪神で監督とオーナーが同時に退くのは1984年10
月以来である。当時は安藤統男監督、田中隆造オーナー(電鉄本社会長)が辞任した。
歴史は繰り返す。再び「お家騒動」のにおいがする。

 金本監督退任は表面上は辞任を装ったが、事実上の解任である。本人の意欲はもち
ろん球団も続投前提で組閣作業を進めていた。前夜(10日)、甲子園での最終戦後、
揚塩健治球団社長が金本監督を呼び、辞任を迫ったのだ。監督はもちろん、2軍のい
る宮崎でコーチ陣に新ポストを伝えていた谷本修球団本部長も相当に驚いた。