阪神にとって今秋ドラフトの重要補強ポイントとなるのが高校生の野手。
入団4年目の植田以降、高卒野手の指名がなく、数年後にチームの屋台骨を支える選手の獲得が急務な状況となっている。
現時点で前述の3人は異なるセールスポイントを持っており、甲乙つけがたい。
日本で開催されるとはいえ、国際大会で使用される木製バットへの適性、外国人投手への対応力が評価のポイントになってくるとみられる。

 球団幹部は「長打を打てる左の外野手は補強ポイントですし、遊撃手も必要。チームを見て、どの部門の優先順位を上げていくか」と語った。
ポスト福留、糸井を考えた時に長打力のある左の外野手は補強ポイント。遊撃手も数年先を見据えられるような状況には至っていない。

 高いレベルに位置する高校BIG3をどう順位付けしていくか−。一つの判断材料として、国際大会での活躍も追っていく。