2018.8.23 05:04
阪神・才木が熱投4勝!ローテ崖っ縁で燃えた自己最長7回127球、最多9K
http://www.sanspo.com/baseball/news/20180823/tig18082305040008-n1.html

 (セ・リーグ、中日2−5阪神、17回戦、中日9勝8敗、22日、ナゴヤD)
 阪神のプロ2年目、才木浩人投手(19)が自己最長の7回を投げ、5安打2失点
でチームの連敗を2で止めた。鬼門ナゴヤドームでの連敗も5で止める熱投に金本知
憲監督(50)は「ほめてあげたい」と納得顔。若き剛腕の力投で3位巨人に1差接
近。高校野球が終わっても虎は熱いで!!

 日差しが差し込まないドームのマウンドで高校球児のようにハツラツと投げた。自
己最長の7回を投げ、約1カ月遠ざかっていた白星を手にした。生き生きとした球筋
を取り戻した才木がチームの連敗を2でストップ。壁にぶつかっていた成長株が久し
ぶりに心から笑った。

 「ちょっと前まで勝利に貢献できないピッチングが続いたので、絶対に抑えるとい
う気持ちで投げました。納得のいくボールが投げられました」

 7月25日の広島戦(甲子園)以来の4勝目をつかんだ。福留の先制2ラン直後の
一回。連打でいきなり無死一、二塁とされ、大島に145キロ直球を中前に運ばれ、
1点を失った。

 これまで試合序盤での失点が続き、先発ローテ生き残りへラストチャンスと位置づ
けていた金本監督も「初回、これまた…って思ったけどね(笑)」と苦笑いだったが、
ビシエド、アルモンテを2者連続三振に斬った。四球で塁を埋めた二死満塁から福田
を初球の外角低め140キロで二ゴロに打ちとった。