“オレの都合”に反発 落合博満監督、12球団監督会議欠席

「なんで中日だけいないんだ!」。あるチームの監督が声を荒げた。
東京・新高輪プリンスホテルで行われた12球団監督会議(座長・王貞治ソフトバンク監督)。

全チームの監督が一堂に会する貴重な機会に中日・落合博満監督の姿はなく、代わりに高代延博野手総合チーフコーチが出席した。

 欠席の理由は何だったのか?「監督会議の打診があった時には仕事の話が決まっていた。

先方の仕事に穴を開けるわけにはいかないので」と落合監督は広報を通じて説明。

具体的な“仕事”の内容については明らかにされなかったが、高代コーチは「1カ月前から“お前が代わりに出ろ”と言われていました」と監督からの要請で出席したことを明らかにし、伊藤一正球団代表も「早く

からコミッショナー事務局には了解してもらっている」と何ら問題のないことを強調した。

 規則上、特段問題はなかったが、このタイミングでの欠席はあまり良いとはいえなかった。というのも、04年に起きた球界再編問題後最初の現場トップの顔合わせ。

初めて導入されることになったセパ交流戦の統一ルール確認や使用球の規格決定など、重要案件が目白押しの会議だった。

 球界が新たな段階に入ろうという時に“オレの都合”で欠席したことに、ライバルチームの監督は不快感をあらわにした。

阪神・岡田彰布監督は「12球団の監督が全員集まる機会はそうないから、どんなことがあってもでるべきじゃないかな。何を考えているのかよく分からないが…」。

巨人・堀内恒夫監督も「よほどの用事がない限り、出てこないといけないと思うけどね」と、落合監督欠席に首をかしげるばかり。
中には強烈に批判する関係者もいて「仕事で欠席って理由になっていない。仕事は中日の監督だろ。

正直にアルバイトが忙しくてと言った方があの人らしくてまだいい。(セ・リーグで)優勝していい気になっているんじゃないか」。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/yomimono/professional_bbd0801/kiji/K20100101Z00002480.html


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