【ハンドボール】浪商、SNSで予告 ラフプレー謝罪=意図的行為は否定

ハンドボール男子の全国高校総体出場を懸けた大阪府の大会を制した大体大浪商の選手にラフプレーがあったと指摘された問題で、
同校関係者が5日、大阪府内で記者会見し、意図的プレーではなかったと釈明した上で、けがにつながる危険性があったことを謝罪した。

問題の試合は6月10日に堺市内で行われた桃山学院との決勝戦。

大体大浪商によると、同校選手が攻撃中にゴール近くで位置取りをしている際、相手選手にユニホームを引っ張られ、振りほどこうとして肘が相手の胸部を突いた。

大体大浪商の工藤哲士教頭は、当該選手からの聞き取りや動画を検証した結果、「反射動作であり、意図的な行為は認められなかった」と説明。
ただしプレーは指導不足によるものとし、桃山学院の選手や保護者、同校に対して「深くおわび申し上げます」と述べた。

当該選手ではない部員2人がSNSを通じ、ラフプレーを予告するかのようなやりとりをしていたことも判明した。

これについて工藤教頭は「予告ではないと認識している」とし、投稿については陳謝した。高校総体出場は辞退しないという。 

(2018/07/05-22:23)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070501151&;g=spo