小野、6回2安打1失点で堂々2勝!松坂に負けぬ…暴投で同点も粘投
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/04/20/0011180386.shtml

 「中日1−2阪神」(19日、ナゴヤドーム)

 昨季に並んだ。ただそれ以上に、勝ちたい理由があった。点差は1点。阪神・小野
は最後まで必死に右腕を振った。6回2安打1失点(自責0)で、今季2勝目。舞台
は“松坂フィーバー”で沸く敵地・ナゴヤドームだ。球場全体に漂う異様な雰囲気の中
で、2年目右腕が投げ勝った。

 今季3度目のマウンドは、辛抱の連続だった。悔やんだのは1点を先制した直後の
二回。先頭のアルモンテに四球を与えると、6番・高橋の打球を三塁・大山が後逸。
味方のミスで1死二、三塁と正念場を迎えた。

 続く福田に対して、まずは変化球で見逃しストライクを奪う。その後ファウルで追
い込んだが、4球目だった。125キロのスライダーがワンバウンドになり、ボール
は転々…。暴投が記録され、この間に同点とされた。1−1。無安打投球の中で1点
を失い、小野は唇をかんだ。