金本監督 星野氏お別れ会で嗚咽もらして弔辞
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/03/28/0011109965.shtml

 まず、本当にタイガースに呼んでいただいてありがとうございました。いまだに…
こうして写真を見るだけで…涙が止まらない日々が続きます。広島出身の僕を、地元
の広島でプレーしている僕を本当に強引にタイガースに呼んでいただいて、そのおか
げで2003年の感動の優勝を味わうことができました。

 本当に阪神ファンを喜ばせたい星野さんの思いと、星野さんを胴上げしたいという
思いと、ただそれだけでひたすらに頑張って勝ち取った優勝だと思っています。僕と
星野さんは1年しか一緒にプレーしていませんけど、その後、僕がずっとタイガース
でプレーを続けていても、ケガをしたときには「大丈夫か?」と。フルイニング記録
が途切れたときも「今からが大事」だと。「お前の姿、振る舞いをみんなが見ている
から」と電話をしてくださいました。

 引退するときも電話をいただきまして「まずはゆっくりしろ。そしてすぐにユニホ
ームを着ろ」とアドバイスをいただきました。私が監督の要請をされたときに、かな
り迷って消極的だった自分がいたのですが、「とにかくやれ、チャレンジしろ。俺が
できたんだからお前もできる」と。いやいやいや…って。何回か電話でそういう話も
しました。最後は選手時代のFAのときと同じように、強引に「やれ!!ユニホーム
を着ろ!!」の一点張りでした。