高田GM「ポジションは監督が決めること。」

 DeNAは30日、阪神をフリーエージェント(FA)となっていた大和内野手(30)を獲得したと発表した。
背番号は「9」で、年俸1億円(推定)の3年契約で4年目は球団側に選択権があるオプションとなっている。

 大和は二遊間や外野をこなす守備のスペシャリストで、取材に応じた高田繁ゼネラルマネジャー(GM)は「一番期待しているのは守備。外野でもゴールデングラブをとっている」と高い期待を口にした。

 それでも今季の二遊間はシーズン終盤に成長した柴田や、チームで唯一のフルイニング出場を果たした倉本らがいる。
高田GMも「一番彼を生かせるのはショートだと思うけど、そこは監督が決めるけど。ポジションを空けて待っているわけではない」と、レギュラーポジションを争わせる姿勢を明言した。

 また、今季から両打ちに転向しながらも打率・280を残した打撃センスにも注目。
「よく短期間であんなに打てるようになったなと。守備の名手で打率・280。来年、チームがいい戦いをするために、彼に来てもらうことが必要だった」と語った。