森繁、新年1月3日のインタビュー 松坂のことだけ・村田については言及なし

「そういう(どん底からはい上がろうとする)ヤツが男として好きなんだ。前にもいただろ(07年に育成選手として獲得した中村紀洋のこと)。
投げられるんであればだが、ウチだったらチャンスはある。」

「(年俸は)あれだけ稼いだんだから、いまさらカネじゃないだろ。一応、契約書は作るが、(極端に例えれば)ゼロか、
それともマイナス1000万か。純粋に野球がやりたいんであれば、あとは本人が決めることだ」

松坂はだめだったら、引退試合をやってあげたい

監督として2年目。一昨年秋の就任会見で「私はつなぎの監督」と表明した。
低迷期の中、わざわざ火中のクリを拾ったように映った。

「そんなカッコいいもんじゃないよ。(最下位の一昨年はシーズン途中から)代行をやらされて、
そこで普通は終わりだよ。自分が責任を取って(ユニホームを)脱ぐつもりでいた。
娘の名前を出したかないが、(長女・麗華さん=昨年8月に逝去=が当時は乳がんで闘病中だったが)『引き受けたらいいじゃない』と言ってくれた。
投手の連中からも『やってくださいよ』という声を聞いた。だったら、次の人のために俺が犠牲になってもいいだろうと。
つなぎでいいですよと。(複数年契約とアナウンスされているが)一度も複数年契約なんか結んでません」